塗装 vs 壁紙

専門家に聞きました

壁紙か、塗装か… 決めるのは難しいですよね?お客様の決断を助け、よくある質問にお答えするために、このガイドを作成しました。ここスウェーデン西部にあるDIYストア、Elmelidsのオーナーである、AndreasとMadeleineに1日協力してもらい、これらの質問に答えてもらいました。お二人とも壁紙と塗装業界で長年働いた経験を持つ、知識豊富な装飾のプロです。これまでたくさんのお客様が、それぞれに合った最適な選択をするのをサポートしてきました。

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より時間がかかるのはどっち?

ほとんどの人が、壁紙の方が塗装より時間がかかりそうと思いがちですが、塗装はきれいな仕上がりのために最低でも異なる塗料で2回塗る必要があります。多くの装飾のプロがプライマーでの下塗りの後に、トップコートとなる2回目を塗ることをおすすめしています。それぞれを乾かすのにかかる時間もお忘れなく。

装飾のプロからのコメント:
例え、完璧にスムーズな壁があっても、かかる時間はほとんど一緒です。一番大変な作業は、壁の塗装しない部分を隠すマスキング作業です。部屋の大きさによっては、時間がとてもかかります。そのため、壁の下地処理がそんなに必要ではない場合は、壁紙の方が早く仕上がります。

より下地処理が大変なのはどっち?

塗装でも壁紙でも、壁の下地処理は非常に重要です。装飾したい壁に穴、凸凹、段差がある場合は、パテで平らにしないと、最終仕上がりが残念な結果になってしまいます。この場合、塗装の方がより丁寧な作業が求められます。板の継ぎ目など本当に小さな段差でも塗装後に目立ってしまうからです。 

壁紙の場合は、壁紙を貼る壁と壁紙の色の差が大きくないかご確認ください。薄い色の壁紙を濃い色の壁に貼る場合は、貼る前に壁を塗装することをおすすめします。

装飾のプロからのコメント:
壁が同じ状態の場合は、塗装も壁紙もきれいな仕上がりのために必要な準備時間に差はほとんどありません。壁紙の方が、小さなネジ穴やパテで埋めた跡を覆えるため、少し誤魔化しが効きます。 丁寧な下地処理が最終仕上がりを大きく左右すると言っても過言ではありません。地味な作業ですが、ここで手を抜くと後で後悔することになるので、しっかり処理しましょう。

下地処理にどのくらいの時間をかけるべき?

きれいな仕上がりのためには、壁の下地処理はキーとなります。よく言われるのは、全体の75%の時間を壁の下地処理に、残りの25%を塗装や壁紙を貼る作業に使うべきということです。詳しくは、こちらをお読みください。

装飾のプロからのコメント:
上記で述べた通り、下地処理に近道はありません。ここで手を抜くと後で後悔します。例えば、パテで穴を埋めた後に紙やすりで磨く作業をスキップすると、ライトが当たるとザラザラした表面が丸見えになります。

より環境にやさしいのはどっち?

環境への影響を抑えるために、当店ではご注文をお受けしてから必要なサイズのみを印刷する、オンデマンド印刷方式を採用しています。そのため、廃棄も少なく済みます。大量製作し、倉庫に保管することはしていません。当店の壁紙は、FSC認定の不織紙壁紙です(FSC認定:森林の環境保全に配慮し、地域社会の利益にかない、経済的にも継続可能な形で生産された木材に与えられます)。製作工程から完成品まで有害物質を100%除去しています。

今日では、お近くのホームセンターで、環境とアレルギーに安心の自然塗料を見つけることができるため、この観点から塗料と壁紙を正しく比較することはできません。

メリットとデメリット

壁紙

オリジナルデザインを制作できるため、柄に制限がない。
壁が滑らかできれいな場合は、壁紙の方が仕上がりが早い。
壁に合ったサイズで製作できるため、無駄が出ない。
日常の軽い汚れ、シミは湿った布やスポンジで拭き取れるが、塗装と比べるとしっかり洗えない。
部分的な直しが難しい。新しく貼り替えると、古いものとの色の差が気になる。
壁紙を貼る前に塗装コーティングが必要な場合がある。
装飾のプロからのコメント:
ミューラル壁紙に制限はありません。完全にオリジナルの壁紙を製作できます。もちろん塗装でもできますが、それには豊富な経験と知識が必要です。多くの人が、壁紙は難しそう、柄壁紙は家の他の装飾を制限しそうと考え、壁紙を避けがちです。もっと大胆になって、塗装では出せない特別な雰囲気を演出しましょう。空間にもっと個性を出しましょう。そして、もちろん多くの場合において、壁紙は塗装より施工が簡単です。

塗装

大抵の場合、塗装の方が壁紙より安い。
汚れを拭き取りやすい。塗り直すだけで簡単に部分的な直しもできる。
仕上がりに満足できない場合、簡単に塗り直しができる。
きれいな仕上がりには、完璧な下地処理が必要。
想像より時間がかかる。1回塗ったら終わりではなく、何回も塗る必要があり、それぞれを乾かすのにもさらに時間がかかる。
マット塗装は傷つきやすい。
装飾のプロからのコメント:
多くの人が塗装の方が簡単で早いと思いがちですが、いつもそうとは限りません。丁寧な下地処理が非常に重要となります。それに加えて、すべての床や家具を保護シートでカバーし、塗装しない部分を隠すマスキング作業も大切です。壁紙は、この作業が必要ありません。壁紙と比べると、個性を出すのが難しいですが、もちろん人それぞれの好みによります。1つの部屋を塗装と壁紙両方で装飾するのもおすすめです。